アフラックのしっかり頼れる介護保険 安価な保険料で充実の保障内容

介護保険・認知症保険
この記事は約9分で読めます。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

2021年9月、アフラックは新商品「アフラックのしっかり頼れる介護保険」を発売開始しました。

アフラックのしっかり頼れる介護保険は、公的介護保険制度を踏まえた合理的な保障設計を特徴とした商品であるため、分かりやすくシンプルな介護保険商品といえます

日本では、「人生100年時代」と言われる長寿化の時代が到来しており、今後75歳以上の後期高齢者が年々増加する中、要介護認定者の介護は社会課題の一つといえます。アフラックは、こうした社会課題に向き合い、生命保険商品の提供を通じて社会に貢献する「『生きる』を創る。」をブランド・モットーとした商品開発に取り組んでおり、今般の「アフラックのしっかり頼れる介護保険」もその一つといえます。

この記事では、アフラックの新商品「アフラックのしっかり頼れる介護保険」の保障内容、保険料、加入時の注意点・メリデメにつき詳しく解説しますので、是非最後までご覧ください

参照:アフラックHP
スポンサーリンク

「アフラックのしっかり頼れる介護保険」の3つの特徴

特徴① ニーズに合致した保障の提供

「アフラックのしっかり頼れる介護保険」は、「幅広く介護に備えたい」という顧客ニーズに合致した商品内容となっています。介護が必要となる原因は認知症や脳卒中などの病気、高齢による衰弱、骨折・転倒など多岐に亘ります。

また、アフラックによる顧客ニーズ調査によると、90%が「原因を問わず介護に備える保障」を求めています。これを踏まえ、「アフラックのしっかり頼れる介護保険」では、認知症に限定しない幅広い要介護原因を保障対象とする商品設計となっています

参照:アフラックHP

保険金の受け取り方に関する調査では、従来多かった一時金での受け取りは12%と低く、一方、継続的な受け取り方(年金型)や年金型と一時金の組合せへのニーズが太宗を占めています。これを踏まえ、「アフラックのしっかり頼れる介護保険」では、要介護3以上と認定された場合に年金での受け取りができる設計としています。

金融マン夫
金融マン夫

お客様の声を商品設計に反映させた良い商品だと思います!

特徴② 安価な保険料

生活文化センターの調査によると、平均的な介護期間は4年7か月となっており、全体の80%以上が10年未満となっています。これを踏まえ、「アフラックのしっかり頼れる介護保険」では、介護年金の受け取り期間を最大10年(10回)と設定しています。必要かつ十分な期間とすることで、保険料を安価にする努力が見られます。

また、公的介護サービスの受給者1人当たりの平均年間自己負担額は、在宅介護・施設介護ともに要介護度が上がるに連れて増加することから、介護年金額も要介護度に合わせて上がる設計となっています。

参照:アフラックHP

上記の図の通り、在宅介護の場合は、要介護1では年額8.8万円の自己負担額となっていますが、要介護2では12.3万円、要介護3では18.7万円、要介護4では22.9万円、要介護5では28.5万円と、要介護度が上がるにつれて自己負担額が増えていることが分かります。同様のことが施設介護でもいえますね。また、在宅介護と施設介護では、施設介護の方が割高となっていることもこの調査結果から分かります。

特徴③ 分かりやすくシンプルな支払事由

「アフラックのしっかり頼れる介護保険」では、公的介護保険制度と連動した支払事由としており、保険金が支払われる基準が明確で分かりやすくなっています

要介護1・2といった軽度の場合、介護保険金を一時金で受け取ることができます(1回限り)。また、要介護3・4・5といった重度の場合、介護保険金を年金の形で受け取ることができ、最大10年間受給可能となっています。また、要介護度に合わせて受給金額が変動します。

参照:アフラックHP

軽度の介護の場合の支払事由(要介護1・2)

①公的保険介護制度の要介護1または要介護2と認定されたとき、または、②満65歳未満でアフラック所定の要介護状態に該当したとき、「10万円」の介護保険金を一時金として受け取ることができます。所定の要介護状態とは、日常生活動作における要介護状態が180日以上と医師によって診断されたとき、または、認知症により要介護状態が90日以上継続したと医師によって診断されたとき、のことを指します。

また、保険料免除事由に該当した場合、以後の保険料は免除され、保障は継続されます。

金融マン夫
金融マン夫

つまり、要介護1・2に該当した場合、10万円の一時金を受け取れるということです

重度の介護の場合の支払事由(要介護3・4・5)

①公的介護保険制度の要介護3・4・5の状態に該当していると認定されたとき、または、②満65歳未満でアフラック所定の要介護状態に該当したとき、1年に1回、介護保険金を受け取ることができます(最大10年間)

保険金額はプランによって異なり、Aプランでは要介護3で20万円、要介護4で25万円、要介護5で30万円となります。施設での介護を検討されている場合は、手厚い保障のAプランがおすすめです。

プランBでは、要介護3で10万円、要介護4で20万円、要介護5で30万円となっています。在宅介護をご検討の場合はプランBでも良いでしょう

介護保険金の受け取り例

介護保険金の受け取り方は、被保険者の要介護状態により変動しますので、加入前のシミュレーションとして以下事例を参照ください。この事例では、プランA(基準介護年金額30万円、要介護1・2一時金10万円)の場合の支払事例となります

まず要介護1を認定されたときに10万円を受け取ります。次の年には、要介護2と認定されたので一時金10万円を受け取ることになります。その後状態が悪化し要介護3となり、20万円の年金を2年間受け取り、更に悪化し要介護4となり、3年間25万円の年金を受け取ることとなります。その後、様態が改善し、要介護3となった場合に20万円の年金を2年受け取ります。

参照:アフラックHP

このように、毎年の要介護の度合に応じて保険金額は上下します。要介護度が高い場合には費用負担は大きくなりますが、下がった場合には自己負担額も減る傾向にありますので保険金額も下がります。

保険金額について詳しく知りたい方は、経験豊富な専門家FPと相談することをおすすめします。親身に相談に乗って頂けますよ

金融マン夫
金融マン夫

被保険者の状態に合わせてきめ細やかな保障とすることで保険料を抑えているのですね。

アフラックのしっかり頼れる介護保険の保険料

金融マン夫
金融マン夫

それでは、気になる「アフラックのしっかり頼れる介護保険」の保険料について解説します。

以下の保険料例は、保険期間を終身、保険料払込期間を終身、保険料払方を月払、基準介護年金額を30万円、要介護1の一時金10万円、要介護2の一時金10万円と設定した場合の保険料です。また、加入時の健康状態によっては保険料が割増となる場合があります。

プランAの保険料

 男性女性
30歳1,330円1,790円
40歳1,740円2,430円
50歳2,480円3,510円
60歳3,940円5,690円
アフラックのしっかり頼れる介護保険 「プランA」

プランBの保険料

 男性女性
30歳1,210円1,580円
40歳1,530円2,070円
50歳2,120円3,000円
60歳3,340円4,790円
アフラックのしっかり頼れる介護保険 「プランB」
金融マン夫
金融マン夫

人生100年時代。いつかは介護状態になりますよね。終身で備えられて安心です。

介護や相続に関する3つの付帯サービス

「アフラックのしっかり頼れる介護保険」には、介護や相続に関する3つの付帯サービスが付いています。介護や相続については、実際に経験するまで良く分からないことが多いですよね。プロに相談できるサービスが付いていて安心です。付帯サービスは別途費用が発生する場合がありますので、サービス利用時に確認ください。

参照:アフラックHP

1.介護電話相談サービス

介護電話相談サービスでは、介護全般に関する相談、仕事と介護の両立に関する相談、疑問や悩みに加え、介護サービス事業者や施設に関する情報提供を電話で受けることができます。ウェルネス医療情報センターがサービスを提供しています。

2.家族信託組成サービス

家族信託サービスでは、認知症への不安を抱く人が認知症になる前に信頼する家族に財産を託し、その管理や処分を家族に行ってもらう仕組み「家族信託」の組成や運営のサポートを受けることができます。

信託の仕組みは複雑なため、プロのサポートはとても助かりますね。株式会社ファミトラがサービスを提供しています。

3.相続手続き代行サービス

相続手続き代行サービスは、税理士・行政書士等の相続手続きの専門家が相続人に代わり、被相続人の遺産相続の各種手続きや相続税申告、相続不動産の売却・処分などを代行するサービスです。

相続後の手続きは法令上一定期間内に行う必要がありますが、面倒で複雑なものが多いので、プロに任せるのが良いでしょう。株式会社エスクロー・エージェント・ジャパン信託がサービスを提供しています。

アフラックのしっかり頼れる介護保険開発の背景

現在、日本では「人生100年時代」と言われる長寿化が進み、今後75歳以上の後期高齢者がますます増加することが見込まれています。また、日本人口の高齢化と共に要介護認定者も増加し、大きな社会的課題となっています。

アフラックは、「『生きる』を創る。」をブランド・モットーとして「がんをはじめとした病気やケガ、介護にまつわる不安を少しでも取り除き、自分らしく生きて頂くためのお役に立ちたい」という「介護」に対する企業メッセージを示しています

また、介護に関する社会的課題を解決するという企業経営の実践と長年のブランド・モットーを実現するため、「アフラックのしっかり頼れる介護保険」を開発しました。

アフラックは、新商品のプレスリリースにて、「アフラックのしっかり頼れる介護保険」をがん保険・医療保険に次ぐ第3の柱として位置付け、顧客のライフステージごとのリスクに応じた「生きるためのの保険」を提供することしています。

まとめ

アフラックの新商品「アフラックのしっかり頼れる介護保険」について詳しく解説してきました。アフラックのしっかり頼れる介護保険は、安価な保険料で要介護状態になった際に必要な自己負担に備えられる魅力的な商品です。また、要介護の高低によって保険金額が異なり、最大で10年間の保障に備えることができます。

しかしながら、実際に介護状態になった場合には、介護者の収入減少の他、介護負担の増加といった目に見えにくい負担も増加することに注意が必要です。また、要介護状態に加えて別の病気(例えば生活習慣病や心疾患など)も同時に罹患すると、介護保険だけで賄うことは難しいでしょう。そのため、介護保険に加え、三大疾病保障保険や入院保険等でも備えることでより安心できますね。

生命保険商品は、保険会社や商品によって様々です。納得のいく内容で加入するため、経験豊富な専門家FPと何度も相談することをおすすめします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました