アフラックの保険「どなたでも」持病・既往症OK!掛け捨てじゃない

保障性商品(医療・入院・介護・死亡への備え)
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アフラック生命が平成13年4月に発売を開始した「AFLACの終身保険 どなたでも(終身保険〔無選択型〕)」は、40~80歳であれば持病があっても告知無しで加入できる終身保険で、その名の通り「どなたでも」入ることができます。

通常、生命保険会社は、告知、健康診断や人間ドックの結果を基に、契約時に被保険者のリスクを査定しており、リスクを引受けられると判断した場合に契約が締結されます。これは、契約者から集めた保険料を一部の高リスクの被保険者への保険金支払いに充当されると、全体の利益にならないため、一定の健康状態を加入時に確認しています。そのため、健康状態が保険会社の基準に満たない場合、生命保険に加入できないことになってしまいます。

金融マン夫
金融マン夫

アフラックの「どなたでも」では、告知不要で誰でも加入可能な保険ですので、持病があったり、他の生命保険への加入ができない場合におすすめできる商品です。

この記事では、保障内容・保険料・加入時の注意点・デメリットにつき詳しく解説しますので、是非最後までご覧ください。

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商品の仕組み

概要

「どなたでも」は、一生涯(終身)を保障期間とする死亡保険です。そのため、被保険者が死亡したときに、死亡保険金を受け取れます。また、不慮の事故や感染症が原因で死亡した場合には、死亡保険金の4倍の金額の災害死亡保険金を受け取れます。

ただし、死亡保険金・災害死亡保険金は、契約日から2年を経過して以降受け取ることができ、もし契約日から2年以内に死亡した場合は、その理由にかかわらず既に支払った保険料相当額のみ受け取ることになります。

支払事由詳細

死亡保険金

  1. 被保険者が、契約日から2年以内に死亡したとき、既払保険料相当額の死亡保険金が支払われます。また、災害死亡保険金とは重複して支払われませんので、注意が必要です。
  2. 被保険者が、契約日から2年を経過した日の翌日以後に死亡したとき、死亡保険金が支払われます。また、災害死亡保険金とは重複して支払われません。

災害死亡保険金

  1. 被保険者が、①責任開始期以後の不慮の事故を直接の原因としてその事故の日から180日以内に死亡した場合、または、②責任開始期以後の所定の感染症を直接の原因として死亡した場合、災害保険金が支払われます。

詳細

  • 契約年齢:40~80歳
  • 保険金額の制限:最低保険料…月額2,000円
  • 契約期間:終身のみ
  • 契約内容の変更:保険金額の減額、払い済み保険への変更
  • 付加できる特約:リビング・ニーズ特約
  • 契約者貸付制度:利用可

契約者貸付制度とは、契約している生命保険の解約払戻金の一定範囲内で、貸し付けを受けることができる制度です。生活資金に困った場合や、一時的に資金が必要な場合に、生命保険を解約することなく資金を引き出すことができます。契約者貸付制度で借りたお金(貸付金)は、その全額または一部をいつでも返済できますが、貸付金には所定の利息(複利)がつきますので、借りた場合は早めに返済することをおすすめします。また、未返済のまま被保険者が死亡したときは、死亡保険金からその元金と利息が差し引かれますので、想定していた死亡保険金よりも目減りすることになってしまいます。

「どなたでも」の4つの特徴

特徴① 持病があっても入れる

40~80歳であれば告知なしで申込可能ですので、持病があっても加入できます

特徴② 必要な保険金額分を口数単位で加入できる

最低月額保険料2,000円を1口として、好きな口数分加入できます。死亡時の葬儀費用といった、必要分だけ入ることもでき、便利で分かりやすいですね。

特徴③ 保障は一生涯。掛け捨てでない

病気とケガの死亡保障が一生涯続きますので、途中で保険の見直しをする必要がありません。保険料は掛け捨てではありません。

また、契約の途中で解約した場合、契約時の年齢、保険料の払い込み年数に応じて解約返戻金が払い戻されます。ただし、契約期間が短い場合には解約返戻金がありません。

特徴④ リビング・ニーズ特約を無料で付加できる

リビング・ニーズ特約を付加することで、原因にかかわらず余命6か月以内と診断された場合、死亡保険金の一部又は全部を生前に受け取ることができることから、残された余命を自分らしく生きるための資金として活用できます。そのため、リビング・ニーズ特約を付加することをおすすめします。

保険料・保険金受取額

保険料は、月々2,000円を一口として加入できます。一口加入した場合の死亡保険金・災害死亡保険金受取額は、契約日の年齢、性別により変動し、以下の通りとなります。

男性の保険金受取額

契約日の満年齢病気死亡の場合の死亡保険金額災害死亡の場合の災害死亡保険金額
40歳557,400円2,229,600円
50歳419,000円1,676,000円
60歳302,200円1,208,800円
「どなたでも」男性の死亡保険金受取額

女性の保険金受取額

契約日の満年齢病気死亡の場合の死亡保険金額災害死亡の場合の災害死亡保険金額
40歳686,000円2,744,000円
50歳536,000円21,464,000円
60歳394,400円1,577,600円
「どなたでも」男性の死亡保険金受取額

加入時の注意点とデメリット

注意点① 査定がないため保険料が割高

「どなたでも」は、契約時に健康状態を査定しない商品のため、通常の保険契約の被保険者に比べて健康リスクは高くなります。そのため、生命保険会社は、保険料を高く設定することで賄う仕組みをとっています。

金融マン夫
金融マン夫

持病がある場合には、まず通常の保険に加入できるか試してみましょう。

ご自身では「保険には加入できない」と思っていても、意外と加入できる場合があります。保険料を安く抑えるために、まずは他の保険会社も選択肢として検討することをおすすめします。

注意点② 乗合代理店商品に比べて保険料が割高

「ほけんの窓口」などの乗合代理店では、複数の保険会社の同様の商品を比較して販売するため、保険会社は価格競争をせざるを得ませんが、アフラックの商品は、アフラック専業の保険販売店でのみ販売されており、アフラックの商品のみを提案するため価格競争にさらされていません。そのため、乗合代理店に置かれている同様の商品に比べ、保険料は高めに設定されています。

注意点③ どんな状態でも保険料を払い続ける必要がある

「どなたでも」には、保険料払込免除特約を付加できません。保険料払込免除特約とは、要介護状態など、就業ができない場合に保険料の支払いを免除する特約で、就業中の人に好まれる制度です。「どなたでも」は40歳からでも加入でき、収入の一部を保険料の支払いに充てられますが、一時的に就労できない場合でも支払いが可能な口数分のみを契約する必要があります。

注意点④ 災害死亡保険金は事故の日から180日以内の死亡時のみ

災害死亡保険金は、通常の死亡保険金の4倍の金額となっていますが、「事故の日から180日以内の死亡時」との条件があります。もし交通事故等に遭い、事故の日よりも180日以降に死亡した場合には、通常の死亡保険金となります。

まとめ

アフラック生命の無選択型終身保険「どなたでも」について詳しく解説してきました。持病があっても加入でき、資金ニーズに合わせて加入口数を選択できることから、健康状態に自信のない方にはおすすめの商品です。

しかし、健康状態の査定がなく保険料が割高であるため、持病がある場合、まずは他の保険商品に加入できるものがないか検討することをおすすめします。 生命保険商品は、保険会社や商品によって、様々です。納得のいく内容で加入するため、ファイナンシャルプランナーと「無料保険相談」することをおすすめします!

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